2014/06/01

スポーツは科学!!

皆さん、こんにちは。4年のkanです。

5月30日(金)、第3回 プロスポーツ振興「栃木モデル」構築に関する研究会が開催されました!今回は講演形式。早稲田大学スポーツ科学学術院の原田宗彦教授が「スポーツコミッションの意義と可能性を考える」というテーマでご講演くださいました。スポーツマネジメントを学ぶ絶好のチャンス。ということでMasatakaやShunsukeと一緒に参加させていただきました。



























まず原田教授はスポーツコミッションの定義をしてくださいました。スポーツコミッションとはスポーツで地域経済を活性化するスポーツツーリズムの推進組織で、主にスポーツ合宿やスポーツイベントサービスなどを行います。

スポーツコミッションは最初、米国で広がりました。米国のスポーツエンターテインメント産業により、スポーツの文化的・産業的地位の向上や観光開発産業の振興などの効果が見られます。米国型のスポーツコミッションはスポーツ地域資源の活用、地域水準の向上や住民意識の改善に着目して、多大な取組み成果をあげました。インディアナポリスの他米国では18か所の好例が挙げられるそうです。

その影響を受け、日本型のスポーツコミッションも順調に発展しています。スポーツイベントの開催や情報サービスの提供を通してスポーツで人を動かし、戦略的にスポーツを観光産業を結んでスポーツのパワーを最大化します。そして地域資源を統合し調整しながら都市活性化を推進します。現在、スポーツコミッションはさいたま、関西、佐賀、新潟や沖縄などの地域で活躍していますが、さらなる可能性として静岡、三重、札幌から全国に至る活動を展開しています。

今回は大変面白いお話を聞かせていただきました。スポーツコミッションの潜在的可能性は地域発展の新しい鍵になると私は思いました。ただ私にとってはとても難しい領域です。今回のような研究会にまた出席できたらと思います。